個人という存在を意識していないと、人々の存在は大きな主語に飲み込まれてしまいます。大きな主語で語られることが多い世の中で、「ひとりの人」に焦点を当てることこそが、生の記録を具体的なものとして認識するための方法なのではないでしょうか。
そこで、わたしたちは映像作品観賞や輪読を通して、社会問題をとらえ直す作業を行っています。学生によって撮影されたドキュメンタリー作品も多数ございます。過去に所属していた学生の作品はアーカイブとして保存してありますので、ぜひご覧ください。