創設者挨拶

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2008年に学生団体S.A.L.を創設したとき、僕は単純にこう思っていました。
「ひとりでも多くの人たちに、国際問題を知ってもらいたい」。
その想いは2年間に及ぶ団体の活動の中で 「国際問題を知ってもらいたいのではなく、気付いてもらいたい」という風に変化してきました。

「国際問題を啓発する」という言葉には、なんだか上から目線というか説教染みたニュアンスが見てとれます。 僕にとって、なんだかそれは小さな取っ掛かりの様なものになっていて、違和感すら感じていた時期がありました。 だから「知ってもらう」という風に言うのではなく「気付いてもらう」という、 ある種相手の自主性に任せた想いを持つ方が僕にとっては自然な流れなのかもしれません。

S.A.L.が多くの人たちに「気付いてもらう」きっかけをもたらすことが出来て、 気付いた人たちがそれを行動に変えていくようになればいいなあと、僕は感じています。
そうすれば世の中にある問題がちょっとだけでも解決に向かっているんだろうな、と信じているのです。

それに対して「たったひとりが知ったからって、気付いたからって、何が変わるんだ」と言う人がいるかもしれません。 そんな人と出会ったら僕はこう答えるでしょう。「変わらないことがあるものか」と。

「小さなきっかけの連鎖が大きなきっかけに繋がる。」というS.A.L.の活動理念には、 そんな「小さな変化が大きな変化に繋がらない”わけがない”」という想いが込められています。

だからこそ僕は、 学生団体S.A.L.がこれからもどんどん多くの人に 「気付いてもらう」きかっけを与えることが出来る団体でいてくれればと願うのです。

これからも学生団体S.A.L.を温かく見守っていただけますと幸いです。 そしてなにより、今後とも学生団体S.A.L.をよろしくお願い致します。

2010年8月16日 籏智広太

 

僕は高校生の頃から国際問題に興味がありました。 実際に何かをしに海外に出たいと思っていました。でもボランティアをしたかったのは、大人になってそういう職についてからではありませんでした。ただ漠然と「今」何かやりたいと思っていました。そして何かやれるとも思っていました。

国際協力って国連とかNGOだけがやるものでしょうか?僕はそんな敷居の高いもんじゃないと思っています。1人の大学生だって、国際問題について勉強したり、それを人に伝えたり、気が向いた時に小銭を寄付したりすることができます。小さいことかもしれませんが、そんな大学生が沢山集まれば、国際機関にも負けない国際協力が、「学生だからこそできる国際協力」ができるはずです。

S.A.L.は「S.A.L.が国際協力に大きな変革を起こそう」なんて思っていません。でもS.A.L.を通して国際問題に関心を持ってくれた「多くの学生の小さな一歩」が世界を変えていくと本気で思っています。 国際協力は無理矢理やるもんじゃないし、嫌々やるもんじゃないし、でも決してちゃかしてやるもんでもない。

足を踏み入れてから2年と少し、相手のこと、僕達のこと、色んなことを考えながら、S.A.L.は少しずつ大きくなっていきました。 そして、これからももっともっと「出来ることはなんだ」って自問自答しながら大きくなっていきます。

S.A.L.に関わってくれた皆様が、国際問題を考える「一歩」を踏み出せますように。

2010年8月19日 森島聖